[ MultiColumnView ] 複数列を動的に結合した情報を提供する View クラスライブラリ

【概要】

  DataView をデータソースとして、指定した複数の列情報を動的に結合して、1つの情報として扱う機能を提供する View クラスライブラリ(MultiColumnView)です。
 MultiColumnView は、表示専用です。また、コントロールの DataSource に連結して使用することができます。
例えば、ComboBox に連結することで、複数列表示を可能にします。

【特徴】

  ・参照する DataView の複数列を動的に結合して、以下の4種類のリスト情報として提供します。
      ・DisplayItem
      ・DisplayText
      ・ListText
      ・ValueItem
  ・参照する DataView の追加・更新・削除に連動して、MultiColumnView の更新および、ListChanged イベントを発生します。
  ・結合する列毎に書式を設定できます。
  ・列の区切り文字を設定できます。(初期値:"|")
  ・列名/列番号の何れでもデータにアクセスできます。
  ・MultiColumnView の各行には、レコード番号でアクセスすることができ、データ行( RowData )を取得できます。
  ・RowData の Row プロパティにより参照元の DataRow にアクセスすることができます。
ダウンロード (MultiColumnView.lzh、9.59KB : C#.NETソースコード)
【 MultiColumnView 】
カスタムプロパティ 説  明
Columns 列項目のコレクションを表すオブジェクトを取得または設定します。
Container コンポーネントを格納するコンテナを取得します。
Count MultiColumnView が対象とするデータソース内のレコード数を取得します。
DataSource MultiColumnView が対象とするデータソースを取得または設定します。(DataView)
DesignMode コンポーネントが現在デザイン モードかどうかを示す値を取得します。
DisplayMemberIndex DisplayItem の対象となる 0 から始まる列番号を取得します。
IsInitialized 初期化が完了したかどうかを示す値を取得します。(true:完了)
KeyIndex キー検索の対象となる 0 から始まる列番号を取得または設定します。(指定解除=-1)
KeyName キー検索の対象となる列を列プロパティ名で取得または設定します。
Item 指定したインデックスにある RowData を取得します。
Separator 列項目の分割文字列を取得または設定します。(Default:"|")
ValueMemberIndex ValueItem の対象となる 0 から始まる列番号を取得します。

カスタムメソッド 説  明
BeginInit フォームまたは別のコンポーネントで使用する MultiColumnView の初期化を開始します。
Dispose MarshalByValueComponent によって使用されているリソースを解放します。
EndInit フォームまたは別のコンポーネントで使用する MultiColumnView の初期化を終了します。
Equals 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。
Find 指定したキーの値で MultiColumnView 行を検索し、 0 から始まるインデックスを返します。
FindString 指定したキーの文字列で MultiColumnView 行を検索し、 0 から始まるインデックスを返します。
GetDisplayWidth Display表示に必要な幅を返します。
GetEnumerator コレクションを反復処理できる列挙子を返します。
GetKeyIndex 列プロパティ名で 0 から始まる列番号を取得します。
GetListWidth List表示に必要な幅を返します。
GetType 現在のインスタンスの Type を取得します。
Refresh 強制的にリストを再作成します。
ToString 現在の Object を表す String を返します。
Width 複数列表示に必要な幅を返します。

カスタムイベント 説  明
Disposed コンポーネントの Disposed イベントを待機するイベント ハンドラを追加します。
ListChanged MultiColumnView で管理されるリストが変更されるときに発生します。
【 RowData 】
カスタムプロパティ 説  明
DisplayItem カレントデータの DisplayMember の値を取得または設定します。
DisplayText カレントデータの Display 表示用文字列を取得します
Item 指定した列番号(列名)に格納されているデータを取得します。
ListText カレントデータの List 表示用文字列を取得します。
Row 参照する DataView のカレント行データ(DataRow)を取得します。
ValueItem カレントデータの ValueMember の値を取得または設定します。

カスタムメソッド 説  明
Equals 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。
GetType 現在のインスタンスの Type を取得します。
ToString 現在の Object を表す String を返します。

【補足】

【利用法】
このライブラリは、システム開発に利用できるように、.NET 上のクラスライブラリとして作られています。
単独の DLL として参照設定して利用するか、プロジェクト内に追加して利用してください。
【注意】 このライブラリを利用する場合、利用規約を確認してください。
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